これに関しては、多くの折畳車ビギナーがお感じになることでしょうね。前にも述べましたが、乗っている人間の性能が同じであれば、車輪が小さいほうが速く走れる、、のは不可能とは思いませんが、可能な状況はかなり限定されるはずです。
ちなみに、私事で恐縮ですが、所謂手稲アタックをロードとBD-1でやり比べてみたことがあります。その差は4分でした(ロードで37分)。それを4分も、、なのか4分しか、、なんですね。
なのに、、小径折畳車、、はジャンルとして消えていません。ということは走行性能の不足を巧みな設計で補い、そしてたとえばロードレーサーなどでは不可能な「15秒で折畳」が出来ることで、全体としての魅力が高くなっている、、と考えてください。
走らねぇなぁ、、と思われている折畳車に共通している要素は、
「車輪が小さな乗り物であることを考えた設計」になっていません。ギア比だったりタイヤ、ホイルなどを一般の自転車と同じ感覚で部品を選び、タイヤだけを小さくしている、、、ということから「大して走らないね、、」ということになるんです。
よく出来た、、と言われることの多い折畳車ほどその傾向が強く、市場にないから、作ってもらった、、という位こだわって出来ているんですね。だから、多くの方々は試乗なさった時点で、目から鱗が落ちたような表情で帰って見えるんです(笑)。